FX自動売買ができるMT4(メタトレーダー4)のEA(エキスパートアドバイザー)を使用するために口座開設する業者の選び方のコツをお伝えします。EAが稼働できるMT4は様々な国内FX業者および海外FX業者が取り扱っていますが、業者によってそれぞれ特徴が異なりメリット・デメリットがありますのでよく理解しておくことが大切です。
自分のトレードスタイルに合ったFX業者を選ぶのがよいですが、特に初心者の方はどの業者にすればよいか迷ってしまうと思いますので、参考にしてみてください。
ここでは、「通貨ペア」、「スプレッド」、「国内か海外か」の3点に注目します。「通貨ペア」については、MT4のEAで取引をおこなう場合、当然のことながら自分が取引したい通貨ペアを取り扱っているFX業者を選ぶ必要があります。米ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/米ドルのような主要な通貨ペアは基本的に全てのFX業者が取り扱っているので心配ありませんが、マイナー通貨を取引する方は注目してください。トルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランドなど高金利で知られる通貨ペアを取引したい方は、口座開設する前にそのFX業者が取り扱っている通貨ペアを確認しましょう。
次に、「スプレッド」については、売値(Bid)と買値(Ask)の差額のことで、積み重なると得られる利益に大きく影響するため大変重要です。例えば1米ドルの売値(Bid)が130.5円、買値(Ask)が130.6円の場合は、スプレッドが0.1円であり、これがFXにおける実質的な取引コストとなりますので、スプレッドは小さければ小さいほどよいです。FX業者によって、スプレッドが大きい通貨ペアと小さい通貨ペアがあったりするので、よく比較してみてください。
そして、「国内か海外か」については、国内FX業者と海外FX業者ではレバレッジが大きく異なる点に注目です。国内FX会社ではレバレッジが法律で最大25倍までと決まっていますが、海外FX業者ではレバレッジが数百倍に設定できるところも多く少ない元手で大きな取引ができます。海外FX業者でも日本語サポートが充実している業者は多くありますので安心です。